スキンケア一口メモカレンダー~肌の手入れ365日~

365日、美しい肌でいるためには 日々、変化する環境に合わせて スキンケアも変えていくことが必要です。 こちらのカテゴリーでは、1日にひとつ、365日(+1日)分、 その月、その日に役立つ スキンケアのヒントが書かれています。

基礎知識

植物かぶれに注意

今日は「植物学の日」。「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野晋太郎の誕生日にちなんで制定されたそうです。多くの植物には人にとってよい働きをする成分が含まれています机時々起こる植物が原因のかぶれには注意を。たとえばアロエはシュウ酸カリウムを含み…

かゆみとストレスの関係

「ストレスを感じるとからだがかゆくなる」といった経験はありませんか?掻破行動(かきむしる行為)については、心身のストレスと密接な関連があるといわれています。通常は、ある部分に「かゆみ」が生じて「かく」という行為を行います。しかし、イライラ…

年に一度は皮膚がん検診を

今日は世界保健デー。世界保健機関(WHO)が設立された日を記念して設けられました。そこで、この日が来たら思い出して欲しいのが皮膚がん検診です。早期発見のために年に一度は受けましょう。大分県のように皮膚がん検診を実施している県の住民は検診の実施…

アトピー性皮膚炎ってどんな病気?

季節の変わり目になると、悪化しやすいのがアトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴い、よくなったり悪くなったりを繰り返しながら慢性的に経過する皮膚炎(湿疹)です。その根本には「皮膚の乾燥とバリア機能異常*」があり、そこへさまざ…

肌質を間違えていませんか?

自分の肌質を知っていますか?「脂っぼい部分があるから脂性肌用化粧品で顔全体をお手入れしていたら肌があれてきた」という人の肌がこ実は普通肌(Tゾーンは脂っぼくて頼の部分は乾きがちな肌)だったということがあります。普通肌なのに脂性肌用のお手入れ…

「うるおい指数」に注目!

今日は「世界気象デー」。世界気象機関条約が発効したことを記念して世界気象機関(WMO)が制定しました。朝、天気予報確認していますか?気象庁では天気予報だけでなく、紫外線の強さや黄砂の量を予測しています。また日本気象協会では、うるおい指数が出さ…

半年前に使った日焼け止めは……

「去年の夏に使ったウォータープルーフの日焼け止めが残っているのですが、今年の夏使っても大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。もったいないという気持ちはわかりますが、1年経過している間に品質が変わっている可能性があるため、使うのは控えまし…

紫外線吸収剤は避けるべき?

日焼け止めに含まれるおもな紫外線防御剤には紫外線散乱割と紫外線吸収剤の2種類があります。紫外線吸収剤は肌表面で紫外線を吸収して化学反応を起こすため、肌への負担になる場合があります。心配な人は紫外線散乱剤のみを使用した日焼け止めを選びましょう…

紫外線が毛穴を目立たせているかも

毛穴のこと、気にしていませんか?目立つ毛穴には大きく分けて5種類があります。毛自体が濃い「産毛毛穴」。紫外線や触る刺激でメラニンが蓄積した「黒ずみ毛穴」。過剰に分泌される皮脂が毛穴を押し広げている「関大毛穴」。皮膚がたるみ重力により楕円形に…

PA値を確認してみましょう

今、もっている日焼け止めを選ぶとき、PA値もきちんと確認しましたか? PA値は、肌深部の真皮層まで到達して肌の弾力を保つエラスチンやコラーゲン線維を変性させ、シワとたるみの原因になるUV-Aの防御効果を表す指標です。+の数が多いほど防御効果が高く…

紫外線でDNAが傷つくとどうなる?

DNAは細胞の設計図です。皮膚の細胞には「DNAの傷を切り取って正しいDNAに戻すしくみ」が備わっています。しかしDNAの障害が大きすぎたり度重なれば修復能力を超えてしまい、細胞が死んだり、直し間違えが起こって誤った遺伝情報(突然変異)を生じることが…

肌を赤くしDNAに傷をつけるUV-B

UV-Bについて考えましょう。日焼けを起こす力がUV-Aの600~1000倍強いといわれるのがUV-B。波長が短い紫外線で、細胞障害性が強く、表皮を中心に作用し、肌が赤くなってヒリヒリするサンバーンを起こします。そのほかの年寺徴は以下です。 メラニン色素を…

肌を黒くしガラスを通過するUV-A

紫外線量がぐっと増える春を前に、今のうちから「UVマスター」を目指して紫外線について勉強しましょう。太陽光の中でも、美肌のために防御するべきものはUV-AとUV-Bです。このふたつはそれぞれ特徴があり、肌へ与える影響も異なります。まずはUV-Aについ…

老化の原因の8割は紫外線

紫外線をたくさん浴びる人とほとんど浴びない人では、肌老化の速度がかなり違うことを知っていますか?肌老化は加齢変化もー因ですが80%は紫外線の影響によるもの。医学誌*で発表された皮膚科学者の研究によると、あるアメリカ人トラック運転手が28年間運…

紫外線量は9月中旬と同じ!

統計によると毎年このころから、9月中旬と同じくらいの紫外線量が降り注いでいます。今日からは、目に見えない紫外線の影響を強く受けていることを自覚して、日焼け止めを塗らない日をつくらないようにしましょう。

ニキビ肌だけどチョコレートはOK?

今日は、ローマ時代のキリスト教殉教者ウアレンチヌスの記念日「バレンタインデー」。そこでチョコレートとニキビについて。「チョコレートを食べるとニキビができる」という説を裏付けるデータはありません。ただし「糖質を多く摂るとニキビが悪化する」と…

少ない、短いまつ毛には育毛剤を

まつ毛が短い、量が少ない、細いと悩んでいませんか?選 択肢のひとつとして医療用まつ毛育毛剤(ルミガン(R)、クラッシュビスタ(R))があります。これは医療機関が扱っているまつ毛用の美容液で、毛周期における成長期(毛が生えて伸びている期間)を延長す…

メディカルメイクを知る

アトピー性皮膚炎や色素異常症、やけどやけがの痕痕、病気が原因で現れる赤みや白斑、あざの傷痕などの症状を人に見られることが大変苦痛であるという患者さんがたくさんいます。なかには人と会うことがつらく、仕事に行けなくなってしまったり、抑うつの症…

肌トラブル!メイクはどうする?

「ニキビがあるからメイクはしないほうがいいですか?」と質問されることがあります。確かに、肌に炎症があるとき、使うメイク化粧品の種類や塗り方に注意が必要です机 それさえ守ればメイクを楽しむことはできます。メイクをしないでいると、人と会うのが嫌…

富と権力の象徴?メイクの歴史

メイクの歴史は古く、古代エジプトの壁画にはすでにメイクをする女性が描かれていました。岩石や貝、昆虫の甲羅を砕いた粉を塗ることから始まったとされています。その目的はおもに3つ。肌を守ること、魔除け、外見の魅力を高めることであったそうです。紫外…

化粧品のお試しは生理後から排卵期に

試供品を試す予定はありますか? 化粧品の春の新製品情報が出てくる時期です。試供品をもらったらすぐに使わず、自分の肌と相談をしましょう。たとえば、乾燥しているなど肌トラブルがあるときは、刺激を受けやすい肌になっています。また生理前から生理中は…

皮脂はコントロールが必要

皮脂が出てきたら、あぶらとり紙やティッシュペーパーで押さえていますか? 皮脂は、保湿の役割をしたり、ツヤのある肌に見せてくれる、とても大事なものです。しかし、過剰な皮脂は、肌にとって悪影響を与えることがあります。皮脂には、遊離脂肪酸として含…

皮脂で脂っぼいから保湿は必要ない?

「ニキビができやすいし皮脂がどんどん出るから保湿はあまりしなくてもいい?」「Tゾーンがギラギラにテカるからカサつく頬だけの保湿で十分?」と、皮脂と保湿のことで悩んでいませんか?そもそも、皮脂は保湿にどの程度役立っているのでしょうか。皮脂膜は…

どれだけ知っている?保湿成分

おもな保湿成分を確認しておきましょう。通常、保湿化粧品にはこのような保湿成分を数種類混ぜ、使用感と安定性を高めています。

お酒の飲みすぎで肌はあれる?

今日は「禁酒の日」。1920年、アメリカで禁酒法が実施された日です。そこで、お酒の話。深酒が続いたとき、肌の状態が悪く、化粧がのらずに困った経験はありませんか? アルコールは肝臓で分解されますが、そのときナイアシン(ビタミンB3)などのビタミンB…

自分が使っている保湿化粧品のタイプは?

保湿化粧品は大きく2種類に分かれます。皮膚からの水分の蒸発を防いでやわらかく保つ工モリ工ント(おもにオイルやパームなどの油脂類)と、水分保持作用のある保湿成分を含むモイスチャライザーです。保湿成分を角層に届けるお手入れがもっとも確かな保湿の…

「肌のバリア力」は角層の状態がカギ

汚れや花粉など外からの刺激があっても肌が健康であれば、それを跳ね返すことができます。このような肌のバリアカを生み出しているのが角層です。角層の状態が良好であればバリアカは強くなり、悪くなればバリアカは弱くなります。たとえば、肌をこすると角…

保湿について、再確認を

保湿とは、肌の水分量を保つこと。「水分保持力に優れるセラミドを中心とした保湿成分を角層に届ける」お手入れが、数ある保湿のお手入れのなかでも、もっとも確かな結果を出すことを覚えておきましょう。 保湿を担う3大要素は角層にある 角層は、肌の一番表…

「皮膚の成人式」っていつなの?

1月第2月曜日は「成人の日」です。では、子どもの肌(大人よりも薄く、角層水分量と皮脂量が少ないために乾燥しやすくて弱い肌)が、大人の肌に変わるのはいつでしょう?それは18歳から20歳の間。第二次成長期が終わる10代後半ごろには、乳幼児時代から続い…

今日、どれだけ糖質を摂った?

仕事や学校が始まれば外食も増え、パスタ、ラーメン、菓子パン、甘いデザート、甘味飲料など、糖質が多いものを食べる機会が増えるため、毎日摂る糖質の量が気になります。実は、糖質の摂りすぎが肌のくすみの原因になることを知っていますか?糖質を摂りす…