スキンケア一口メモカレンダー~肌の手入れ365日~

365日、美しい肌でいるためには 日々、変化する環境に合わせて スキンケアも変えていくことが必要です。 こちらのカテゴリーでは、1日にひとつ、365日(+1日)分、 その月、その日に役立つ スキンケアのヒントが書かれています。

2月

唇に血豆?静脈湖かも

唇に血豆のようなものができてなかなか治らない場合、もしかすると静脈湖かもしれません。静脈湖は青紫色の類円形のできもので、米粒大から小豆大の大きさです。高齢者に多く見られる症状で、唇だけでなく顔面、耳介(外から見える部分の耳)にできることも…

唇に小さな水泡?口唇ヘルペスかも

唇に小さな水ぶくれができてきたら口唇ヘルペスかもしれません。口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルスに感染したことにより、皮膚や粘膜に小水泡やただれなどが生じます。このウイルスは感染力が強く、直接的な接触のほかにウイルスがついたタオルやグラスな…

パッチテストで相性チェック!

「この化粧品を使ったら肌がかぶれるか心配」というときは、あらかじめ自分で簡易なパッチテスト(皮膚アレルギー試験)をしてみましょう。パッチテストは本来、かぶれの原因を調べるために皮膚科で行う模査ですカミ およその判断をするためなら自分でも行う…

メイクかぶれの正体は?

肌が乾燥してバリアが弱くなっているこの時期、メイクかぶれを起こす人が増えます。「口紅を塗った部分が腫れてきた」「アイシャドウをのせたら赤く、かゆくなってきた」といったときによくいう「メイクでかぶれた」の「かぶれ」は、接角虫性皮膚炎のことを…

クレンジングシートは緊急時のみに

毎日クレンジングシートでメイクを落としていませんか?シートタイプのクレンジングは、手軽で便利ですが、拭くことにより肌をこすってしまいがちなので、「時間がないとき」「外出先でメイクを落とすとき」など、緊急のときだけ使うようにしましょう。そし…

アートメイクは控えめに

少しでも寝ていたい寒い朝はメイクを手抜きできるアートメイクが気になるかもしれません。皮膚に針で色素を注入することで、眉やアイラインなどをきれいに見せるアートメイク。表皮に色素を入れるため敷か月で薄くなり安全だといわれています力\実際には表…

アトピー肌のメイク法

アトピー性皮膚炎の人がメイクをするときは、肌を乾燥させないことがもっとも大切になります。メイク前に保湿をしっかりすることはもちろん、乾燥肌を悪化させるアイテム(皮脂を吸着するタルク入りのファンデーションなど)は避け、肌をこする刺激を与えな…

ニキビ肌のメイク法

ニキビがあるからといってメイクをあきらめる必要はありません。しかし、注意は必要。ニキビを悪化させたり増やしたりする原因になりやすい「油分」を控え、「肌をこする」ことを避けましょう。もちろん、ニキビをつぶしてはいけません。つぶしてしまうと、…

安いメイク化粧品には注意を

今、チープコスメにはまっていませんか?最近は100円で買える化粧品もたくさんあり、いろいろなメイクを手軽に楽しめるという利点はあります。しかし安いものの中には、不純物の多い製品もあります。とくにファンデーションはスキンケアのあとに直接肌に塗る…

アレルギーって何?

今日は「アレルギーの日」。免疫学者の石坂公成・照子がIgE抗体(*)を発見し、米国のアレルギー学会で発表した日です。人体にとって危険な異物がからだに侵入したときに、これを攻撃する仕組みを「免疫反応」といいます。自分を守る大切な反応ですが、この働…

メイクブラシは獣毛タイプを

頬骨の部分にシミができていませんか? 毎日使うチークブラシなどメイクブラシの素材が悪いと、肌に刺激を与え続け、シミの原因になることもあります。おすすめしたいのはリス、山羊、コリンスキー、イタチなどの獣毛を使ったブラシ。獣毛は毛先が先細りして…

力が入りにくい薬指でメイクを

今日、メイクをするときに、どの指を使いましたか?使いやすい人差し指では、どうしても力が入り、肌をこすってしまいがちです。そこで、クリームやリキッドタイプのファンデーション、アイシャドウ、クリームタイプのチークなどを肌にのせるとき、ぼかすと…

パウダーファンデの付属パフから卒業

パウダーファンデーションを塗るときに付属のパフを使っていた人は、今日から白粉用の大きめパフに切り替えましょう。毎日のメイク時に肌をこすってしまうリスクが少なくなります。白粉用のパフは、大きめで肌触りのよいものを選びます。パウダーを含ませた…

乾燥肌は保湿成分入りのファンデを

肌質に合ったファンデーションを使っていますか? 乾燥しやすい部分がある人は、保湿成分が配合されたファンデーションを選びましょう。もっともおすすめなのはクリームファンデーションを塗ったあと、テカリが気になる部分にのみ白粉(おしろい)を重ねる方法…

ブロッコリーの蒸し煮で美肌に!

11月から3月が旬のブロッコリー。100g食べれば、およそ1日に必要なビタミンCが摂れます。肌の弾力やハリをもたらすビタミンCのほかにも、抗酸化作用のあるβ一カロテン、皮脂や粘膜を正常に保つビタミンB2、皮膚を強化する葉酸、成長促進に関わる鉄も含み、美…

ニキビ肌だけどチョコレートはOK?

今日は、ローマ時代のキリスト教殉教者ウアレンチヌスの記念日「バレンタインデー」。そこでチョコレートとニキビについて。「チョコレートを食べるとニキビができる」という説を裏付けるデータはありません。ただし「糖質を多く摂るとニキビが悪化する」と…

少ない、短いまつ毛には育毛剤を

まつ毛が短い、量が少ない、細いと悩んでいませんか?選 択肢のひとつとして医療用まつ毛育毛剤(ルミガン(R)、クラッシュビスタ(R))があります。これは医療機関が扱っているまつ毛用の美容液で、毛周期における成長期(毛が生えて伸びている期間)を延長す…

メディカルメイクを知る

アトピー性皮膚炎や色素異常症、やけどやけがの痕痕、病気が原因で現れる赤みや白斑、あざの傷痕などの症状を人に見られることが大変苦痛であるという患者さんがたくさんいます。なかには人と会うことがつらく、仕事に行けなくなってしまったり、抑うつの症…

肌トラブル!メイクはどうする?

「ニキビがあるからメイクはしないほうがいいですか?」と質問されることがあります。確かに、肌に炎症があるとき、使うメイク化粧品の種類や塗り方に注意が必要です机 それさえ守ればメイクを楽しむことはできます。メイクをしないでいると、人と会うのが嫌…

富と権力の象徴?メイクの歴史

メイクの歴史は古く、古代エジプトの壁画にはすでにメイクをする女性が描かれていました。岩石や貝、昆虫の甲羅を砕いた粉を塗ることから始まったとされています。その目的はおもに3つ。肌を守ること、魔除け、外見の魅力を高めることであったそうです。紫外…

服で肌トラブル?

今日は「服の日」。「二(ふ)九(く)」の語呂合わせから日本ファッション教育振興協会と全国服装学校協会が制定しました。そこで服の肌への刺激について。モヘア ウール、ツイード、ラメなどチクチクする素材やハイネックなどは肌を刺激しやすいので注意を…

春菊でさび知らずの若い肌に!

冬の鍋物に欠かせない春菊は11月から3月が旬。春に黄色い花を咲かせることからその名がつきました。関西では「きくな」と呼ばれています。強い抗酸化作用のあるβ一カロテンとポリプ工ノール、健康な肌の代謝を促すビタミンB2を豊富に含むため、「さび止め」…

花粉症に効く点鼻ボトックスとは?

花粉症の治療は抗アレルギー割の内服、点鼻薬、点眼薬を使うことが一般的です。しかし、薬によっては眠気が出る、のどが渇く、倦怠感が出ることもあります。このような不安がない治療法に点鼻ボトックスがあります。鼻の粘膜に直接ボトックス(*)をたらすだ…

鼻をかんだらワセリンを塗る

鼻をかみすぎて真っ赤になり、困っていませんか?鼻をかむときにティッシュペーパーなどでこすると、角層が傷つき肌のバリア機能が低下します。さらに、鼻水が肌に触れると、鼻水に含まれる塩分などが刺激になり、炎症を起こします。回復するまでは、鼻をか…

花粉で肌がかゆくない?

最近、肌がかゆくないですか?もしかしたら花粉の影響でアレルギー性皮膚炎を起こしている可能性があります(いわゆる花粉皮膚炎)。かくと悪化してしまうので、早めに皮膚科へ行きましょう。この時期、花粉が原因でアレルギー性皮膚炎を起こす人は、乾燥肌…

大豆イソフラボン、摂っている?

大豆には女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンが含まれています。これはフラボノイド*(ポリフェノールのなかでも重要な色素成分類)の一種。植物エストロゲンのひとつといわれ、化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)に似ていてエストロゲン受…

1日1食は大豆食品を

立春のころになりました。立春の前日は節分。大豆を食べましょう。節分とは本来「季節を分ける」という意味で,季節が移り変わる立春・立夏・立秋・立冬の前日、つまり1年に4回節分がありました。なかでも立春は1年の始まりとしてとくに尊ばれていたため、い…

化粧品のお試しは生理後から排卵期に

試供品を試す予定はありますか? 化粧品の春の新製品情報が出てくる時期です。試供品をもらったらすぐに使わず、自分の肌と相談をしましょう。たとえば、乾燥しているなど肌トラブルがあるときは、刺激を受けやすい肌になっています。また生理前から生理中は…

花粉が飛び始める前に

花粉症の人にとっては、つらい季節が近づいてきました。そろそろ花粉対策の準備を。アレルギーを起こす原因となる花粉は1年中飛散しています。なかでもスギ花粉症の原因となるスギの花粉がもっとも多く飛散するのは2月から4月。地域によっても差があり、関東…