ひな祭りには甘酒を

ひな祭り（上巳の節句）には白酒を飲む風習があります。ただし白酒はアルコール度10％前後で子どもが飲めないこともあり、代わりに主流になっているのが甘酒。甘酒には酒粕に砂糖を加えたものと、こうじを糖化させてつくるものの2種類があり、ここでは美肌とダイエットによい後者を紹介します。エネルギーになりやすいブドウ糖を含み、アミノ酸が豊富。注目すべきは豊富に含まれるビタミンB群です。体内の糖の代謝を助ける働きや、皮脂の分泌を適正に保ったり、粘膜や皮膚を健康に保つ働きがあります。

 

甘酒のつくり方

 

材料

 

こうじ1袋（200g）

白米またはもち米1含

水　適量

塩　少々

 

作り方

 

1. 炊飯器に洗った白米を入れ、3合炊きの目盛まで水を入れて炊き、おかゆをつくる。
2. 炊飯器のふたを開けたまま、一度おかゆをほぐし、ふきんでふたを。そのまま60℃くらいまで冷ます。
3. ②にもみほぐしたこうじを入れて混ぜる。
4. ふきんでふたをしたら、炊飯器の保温ボタンを押して、そのまま10時間保温をする（温度は550cくらいを保つ。途中1～2固かき混ぜる）。
5. 炊飯器から内釜を取り出して、一度冷ます。
6. ④と同じ分量の水と塩少々を加え、炊飯器に戻して、ふたを開けたまま炊飯のスタートボタンを押す。表面がブツブツとしてきたら、できあがり（沸騰させないように注意を）。3～4日は冷蔵庫保存可能。冷凍庫保存は1か月を目安に。