刺激
鏡で鎖骨、肋骨、肩甲骨の部分をチェック。黒ずんでいませんか?ここはナイロンタオル皮膚炎が起こりやすい部分。長年ナイロンタオルのような硬い素材でゴシゴシこすり続けたり、そのほかの物理的な摩擦刺激により肌が炎症を起こして色素沈着を生じる病気の…
春風が吹いてくると花粉や砂ぽこりが舞い、気温が上がってくると汗もかきやすくなります。これからの季節は、肌の汚れに気をつけましょう。肌の上では、汗、皮脂、汚れが一体となって刺激物に変わっていきます。そこで外から室内に入ったときや、メイク直し…
「首がかゆくて病院に行ったらアトピー性皮膚炎といわれて驚いた」という20歳代の女性のように、大人になってからアトピー性皮膚炎と診断されるケースもあります。もともとアトピー素因をもつ人が発症するのですが、きっかけはストレスであることがとても多…
季節の変わり目になると、悪化しやすいのがアトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴い、よくなったり悪くなったりを繰り返しながら慢性的に経過する皮膚炎(湿疹)です。その根本には「皮膚の乾燥とバリア機能異常*」があり、そこへさまざ…
以下の項目は、敏感肌を誘発してしまうため避けたい行為です。自分に当てはまるものをチェックし、⇒のあとにある本書のページをよく読みましょう。 □クレンジングは毎日拭き取りタイプを使う⇒2月25日 □洗浄料の泡立てが苦手⇒1月10日 □朝は顔を洗わない⇒1月8…
「敏感肌」は皮膚科用語ではありません。化粧品販売のアンケートなどで生じた用語で、衣服や髪、汗、化粧品など通常ではほとんど問題にならない程度の刺激を感じやすい、肌バリアが低下した肌のことをいいます。敏感肌で悩む人が多いのです机 実は気がつかな…
「急にニキビができた」「カサつきが治らない」「メイクのりが悪くなった」など、最近、肌のトラブルが起きやすいと感じていませんか? もしかしたら「ゆらぎ肌」になっているのかもしれません。ゆらぎ肌とは、急激な気温の変化や環境変化により肌が敏感にな…
「去年の夏に使ったウォータープルーフの日焼け止めが残っているのですが、今年の夏使っても大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。もったいないという気持ちはわかりますが、1年経過している間に品質が変わっている可能性があるため、使うのは控えまし…
日焼け止めに含まれるおもな紫外線防御剤には紫外線散乱割と紫外線吸収剤の2種類があります。紫外線吸収剤は肌表面で紫外線を吸収して化学反応を起こすため、肌への負担になる場合があります。心配な人は紫外線散乱剤のみを使用した日焼け止めを選びましょう…
日焼け止めの塗り方をチェックしましょう。塗るときに、肌に浸透させようとして力を入れて塗り込む人がいます航続けているとシミやシワをつくる原因になります。浸透させるのではなく、肌をむらなくカバーすることを意識して、細かい部分までていねいに、や…
肌が乾燥してバリアが弱くなっているこの時期、メイクかぶれを起こす人が増えます。「口紅を塗った部分が腫れてきた」「アイシャドウをのせたら赤く、かゆくなってきた」といったときによくいう「メイクでかぶれた」の「かぶれ」は、接角虫性皮膚炎のことを…
毎日クレンジングシートでメイクを落としていませんか?シートタイプのクレンジングは、手軽で便利ですが、拭くことにより肌をこすってしまいがちなので、「時間がないとき」「外出先でメイクを落とすとき」など、緊急のときだけ使うようにしましょう。そし…
アトピー性皮膚炎の人がメイクをするときは、肌を乾燥させないことがもっとも大切になります。メイク前に保湿をしっかりすることはもちろん、乾燥肌を悪化させるアイテム(皮脂を吸着するタルク入りのファンデーションなど)は避け、肌をこする刺激を与えな…
ニキビがあるからといってメイクをあきらめる必要はありません。しかし、注意は必要。ニキビを悪化させたり増やしたりする原因になりやすい「油分」を控え、「肌をこする」ことを避けましょう。もちろん、ニキビをつぶしてはいけません。つぶしてしまうと、…
今、チープコスメにはまっていませんか?最近は100円で買える化粧品もたくさんあり、いろいろなメイクを手軽に楽しめるという利点はあります。しかし安いものの中には、不純物の多い製品もあります。とくにファンデーションはスキンケアのあとに直接肌に塗る…
頬骨の部分にシミができていませんか? 毎日使うチークブラシなどメイクブラシの素材が悪いと、肌に刺激を与え続け、シミの原因になることもあります。おすすめしたいのはリス、山羊、コリンスキー、イタチなどの獣毛を使ったブラシ。獣毛は毛先が先細りして…
今日、メイクをするときに、どの指を使いましたか?使いやすい人差し指では、どうしても力が入り、肌をこすってしまいがちです。そこで、クリームやリキッドタイプのファンデーション、アイシャドウ、クリームタイプのチークなどを肌にのせるとき、ぼかすと…
パウダーファンデーションを塗るときに付属のパフを使っていた人は、今日から白粉用の大きめパフに切り替えましょう。毎日のメイク時に肌をこすってしまうリスクが少なくなります。白粉用のパフは、大きめで肌触りのよいものを選びます。パウダーを含ませた…
今日は「服の日」。「二(ふ)九(く)」の語呂合わせから日本ファッション教育振興協会と全国服装学校協会が制定しました。そこで服の肌への刺激について。モヘア ウール、ツイード、ラメなどチクチクする素材やハイネックなどは肌を刺激しやすいので注意を…
鼻をかみすぎて真っ赤になり、困っていませんか?鼻をかむときにティッシュペーパーなどでこすると、角層が傷つき肌のバリア機能が低下します。さらに、鼻水が肌に触れると、鼻水に含まれる塩分などが刺激になり、炎症を起こします。回復するまでは、鼻をか…
試供品を試す予定はありますか? 化粧品の春の新製品情報が出てくる時期です。試供品をもらったらすぐに使わず、自分の肌と相談をしましょう。たとえば、乾燥しているなど肌トラブルがあるときは、刺激を受けやすい肌になっています。また生理前から生理中は…
コットンを使って化粧水を肌に塗ると、どうしてもたたき込みたくなるものです。肌への刺激を抑えるために、化粧水は手で塗るようにしましょう。化粧水のような水っぽい美容液も同じ塗り方をします。 化粧水の塗り方 ○化粧水を手のひらに、500円玉硬貨大くら…
汚れや花粉など外からの刺激があっても肌が健康であれば、それを跳ね返すことができます。このような肌のバリアカを生み出しているのが角層です。角層の状態が良好であればバリアカは強くなり、悪くなればバリアカは弱くなります。たとえば、肌をこすると角…