スキンケア一口メモカレンダー~肌の手入れ365日~

365日、美しい肌でいるためには 日々、変化する環境に合わせて スキンケアも変えていくことが必要です。 こちらのカテゴリーでは、1日にひとつ、365日(+1日)分、 その月、その日に役立つ スキンケアのヒントが書かれています。

ニキビは夏の病気

「暑くなってきたらニキビが増えてきた」と悩んでいませんか?

7月になるとニキビについての相談が増えます。理由として考えられるのが、紫外線によるニキビの悪化。紫外線に当たると、肌は紫外線から守るために角層が厚くなります(過角化)。すると、毛穴の入り口が狭くなるため皮脂が詰まり、ニキビの原因菌が増加。炎症を起こしてニキビができます。

また、暑くなると食生活が乱れる、便秘がちになる、睡眠不足になる、疲労が蓄積されるなど、からだに負担がかかってきます。皮膚の末梢循環の悪化や栄養不足によりターンオーバーが乱れ、ニキビができることも。
ニキビができやすい人は、紫外線が強くなる前から紫外線対策を徹底して行い、夏パテをしないように体調管理にも気をつけるようにしましょう。

角層が厚くなると

紫外線やこするといった物理的刺激を受け、乾燥すると、肌のバリア機能が落ちるため、それを守る防御反応のひとつとして角層は厚くなります。また、加齢によっても角層は厚くなっていきます。角層が厚くなると、ニキビができる、毛穴が目立つようになる、キメが悪くなる、粗造化(ザラザラ)する、ツヤ感がなくなるといったことが起きます。厚くなった角層をなめらかにし、角層のバリア機能を整えるには、美容皮膚科で行われているケミカルピーリングが有効です。