汚れや花粉など外からの刺激があっても肌が健康であれば、それを跳ね返すことができます。このような肌のバリアカを生み出しているのが角層です。角層の状態が良好であればバリアカは強くなり、悪くなればバリアカは弱くなります。たとえば、肌をこすると角層にある角質細胞間脂質(セラミドなど)が失われ、バリアカを著しく低下させます。一度失われると回復に時間がかかり、バリアカが弱い状態が続くため、その間に通常は反応しない刺激に対しても反応して炎症を起こすことがあります。肌のバリアカ維持のためには角層を健やかに保つお手入れが重要になります。