「目減りしやすい顔」って?
若いときは目が大きくて、きれいな肌で、まわりから「美人」といわれた人ほど、年齢を重ねたときに「あれ? 美人だった人が……」といわれてしまいがちです。
こうした美人顔を「目減りしやすい顔」とある作家が呼んでいました。
年をとると老けていくことは皆同じなのに、それを許さないかのように、がっかりとされてしまうのは、華やかな美人の損な宿命かもしれません。実際に目が大きい人は眼球自体が重いので目もとがたるみやすく、老け感が出やすいようです。
では、「目減りしにくい顔」とは?
それは、「若いころから変わらないね」といわれるような顔のこと。
たとえば、博多人形のような、ちょっと目が小さくて、小作りで地味な顔の人が自分なりに努力して40歳過ぎたころ、「あれ、そんなにきれいだった?」といわれることがあります。そんな彼女の顔こそ「目減りしにくい顔」といえます。
つまり、
幼いころの印象を逆転するチャンスはあるのです。
それも、「美人」といわれなかった人にこそ、その可能性は秘められています。40歳過ぎるころから、その人の生き方、食事、生活習慣、運動習慣蚊顔に出てきます。努力
を続けてきた結果、突然、美しさが浮き立ってくるときがあるようです。ありのままを受け入れて、努力を続けることが大事なのかもしれません。