花粉症に効く点鼻ボトックスとは?
花粉症の治療は抗アレルギー割の内服、点鼻薬、点眼薬を使うことが一般的です。しかし、薬によっては眠気が出る、のどが渇く、倦怠感が出ることもあります。このような不安がない治療法に点鼻ボトックスがあります。鼻の粘膜に直接ボトックス(*)をたらすだけの、痛みもなく2分ほどで終了する治療法です。ボトックスは副交感神経の働きを抑えて鼻水の分量を減らすので、アメリカ食品医薬品局(FDA)もアレルギー性鼻炎への適応を認めています。また、目のかゆみにも効果を発揮。点鼻当日から効果が現れ、約2~4週間は持続します。抗アレルギー剤の内服との併用も可能。
(*)10月15日項参照。